ふるさと教育実践校(アイヌ文化)事業 全校道徳 秋辺日出男さんの講話

11月14日(月)に、ふるさと教育実践校(アイヌ文化)事業として、
阿寒湖アイヌ工芸共同組合専務理事・秋辺日出男さんをお招きして全校道徳の授業を行いました。
2時間構成の全校道徳では、1時間目に釧路町が作成した「アイヌ逓送人吉良平治朗」の動画を題材として
「よりよく生きること」をテーマに各自が考え、2時間目が秋辺さんの講話でした。

講話のテーマは、➀昆布森地区の宿徳内で遭難した吉良平治郎の殉職についての解釈、
➁伝統的なアイヌの価値観における「よりよく生きる」とはどのようなことか?、
➂秋辺さんが考える「これからの時代の人間にとって“よりよく生きること”」でした。
秋辺さんが、生徒に直接問いかけ、生徒の答えを引き出す姿が印象的でした。

秋辺さんのお話を通して、生徒一人一人が、これからの時代を「より良く生きること」について、
「一つの正解」ではなく「現時点での自分なりの答え」を考えたり、
「答え探すためのヒント」を得る貴重な経験となりました。

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